みなさん、こんにちは!
インターン生のタケルです

今回はHana道場を運営するNPO法人エル・コミュニティの新規事業である「オープンSABAE」にHana道場が行った取り組みについて話して行きます!
ぜひ最後までお読みください

まず、オープンSABAEとは?
オープンSABAEとは、「ものづくり産地鯖江で、各産業の「魅力」をオープンにすることを通じて次世代の日本のものづくりの在り方を鯖江から提案する取り組み」のことです!
鯖江の産業はどれも素晴らしく職人の技術のレベルも高いと言えます。しかし、その高度な技術は世の中の人々になかなか認知してもらえていないと言うのが現状。
そこでそれらをオープンにする、人々に鯖江の産業を体験してもらうことで鯖江の良さを出していこうという事業です!
この事業については観光庁の事業を採択して実施しております。
詳しくはこちらの記事から!
オープンSABAEについてさらに詳しく知りたいという方はこちらのホームページへ!
ちなみにこのホームページは同じHana道場インターン生の佐野くんが作りました!





では鯖江の産業でHana道場が関われるのものとは?
鯖江の産業と言えば、眼鏡、漆器、繊維ですよね
そしてここ数年で新たに第4次産業として出てきたのが「IT」です。
鯖江のITといえばIchigoJam、IchigoJamといえばHana道場!
そこでオープンSABAEのITコンテンツとしてHana道場からIchigoJamを体験してもらうこととしました!
オープンSABAEはモニターツアーを昨年の11月と今月の2回実施しました。
ツアーには鯖江市地域活性化プランコンテストメンターの方々が参加してくださり、本番に向けてのフィードバックをしていただきます。
さて、ITコンテンツとしてIchigoJamを使うわけですが、参加者に何を体験してもらうか悩みました
IchigoJamはこども達がプログラミングを学ぶために使うことが多いですが、一方で地域の企業の課題をIoTを使って解決するためにも使われます。
実例:IoT火災報知機「火守くん」、人流カウンター、イノシシIoT
そこでHana道場が提供するITコンテンツは「IchigoJamを使ったIoT講座」とすることにしました!
第1回モニターツアー
1回目のモニターツアーはHana工房で実施!!
参加者は当然IchigoJamを触ったことがなくプログラミングを知らない人が多いためますはIchigoJamの基礎から!
LEDを点けたり消したり、定番の川下りゲームも作って楽しんでいます

ここまでは小学校の総合学習と同じ内容。
次からいよいよモジュール使ったIoTプログラミング!
第1回目で体験してもらうIoTは人流カウンターとしました
これは実例にもなっていますので体験できるコンテンツとしては良いものかと思います
ではさっそくプログラムをIchigoJamに打ち込んでもらいwebサイト上でカウントができているかを確認!
約3時間にわたるITコンテンツは終了〜!
続いて大事なフィードバックタイム〜〜〜
たくさんのフィードバックがある中で特に大切だと思ったことは
@コンテンツの時間が長い(プログラムを入力する時間が長い)
A最初に何学べるのか、そのためにこのコンテンツでどう学んでいくかの説明不足
B自己紹介をする
CHana道場では何のためにIchigoJamを使っているのかの説明不足
でした
@について、これはコンテンツの内容が多すぎたということが原因でした。
プログラミング初めての人が長時間座ってモニターを見てキーボードを入力するというのは苦痛です...
また人流カウンターのプログラムがかなり長いため入力していて疲れたという意見もありました。
これについてはコンテンツの内容を必要最小限にする、IoTプログラムの内容をもっと基礎的なものにする、コンテンツ時間を削減とすることにしました。
Aについて、何も説明せずいきなりIchigoJamの説明に入ってしまったことが原因なのでコンテンツのゴールとそのためにどう学ぶかを目次形式で説明することとしました。
Bについて、こちらもAと同様ですね。自己紹介がないため参加者と講師との距離が縮まらないということになります。
最初に自己紹介を述べ参加者との距離を縮めていきます!
Cについて、こちらもHana道場の説明をせずにIchigoJamの説明にいってしまったので結局Hana道場は何をしている場所なのかが分からないということでした。なのでコンテンツの冒頭にHana道場は何をしているのか、何を目指してるのかを説明することとしました!
これらの貴重なフィードバックを受けて
第2回のモニターツアー
2回目のモニターツアーはHana道場で実施しました!
まずは今回のコンテンツの内容とゴールを説明し自己紹介!
続いてHana道場の説明に!
正式名称「Hana Open Innovation Dojo」では地域のITの担い手を育成しています
その手段としてIchigoJamを使ってプログラミングを学んだりレーザーカッターや3Dプリンターを使ってものづくりを体験しています。
ここまででコンテンツからHana道場の説明までできたのでいよいよIchigoJamを触れてもらいます!
IchigoJamの基礎が身につけばモジュールを使います!
なぜモジュールを使うかというと、IoTの場合IchigoJamを使って何かをするということが多いと思います。その何かでモジュールが使われることが多いです。例えばセンサーで値を取ってくる、モーターを動かすとかですね
そのためモジュールとIchigoJamを組み合わせる方法を学びます!
ここまででIoTを学ぶための基礎を学びました!
そしていよいよIoT!!
前回はプログラムを打つ時間がとても長かったので今回は数行に短縮!
しかも複雑じゃないので基礎さえわかれば理解もできます
初めてのIoT体験で盛り上がったところで最後にアイデアソンをしてもらいました!
私生活で身の回りのストレスになっていることは何?
それはIoTを使えばどう解決できそう?
これらを時間をとって考えてもらい、最後に一人ずつ発表してもらいました!
みんなで相談しながら!
みなさんとても面白いアイデアばかりで楽しませてもらいました

ここまでが第2回モニターツアーのITコンテンツでした!
個人的に一番気になっていたフィードバックですが、、、
コンテンツの内容はとても良いとのことでした️
この言葉を聞いたとき嬉しいという気持ちもあったのですがホッとした気持ちが大いにありました笑
前回のフィードバックの改善がしっかりされていたこと、説明もわかりやすく良かったと聞けて本当によかったです

もちろんまだまだ改善すべきところはあります。ですが土台となる資料ができたのでとりあえず安心しました
今後は残りの改善をしつつどのターゲットにどう見せるかも考えていく必要があります!
以上!ここ数ヶ月でやってきた新規事業に対するHana道場の取り組みでした!
何度かブログを書いてきましたが過去最高の長文ブログになってしました笑
最後まで読んでいただきありがとうございます

それではまた!