2019.9.19
鯖江市惜陰小の総合学習2コマをつかってプログラミング授業を実施しました!
(電源を確保するために理科室で実施)
2020年から全国の小学校でプログラミングが必修化されるのに先駆けて、鯖江市では9月から全12校でプログラミング授業を実施します。4年生を対象に1クラス2コマ(45分×2回)実施します。
先行実施の大きな目的は、現場の先生方の理解を深めていただくことです。
今回の先行実施では、先生方にはサポートに入っていただき、子どもたちの生の反応を見ていただきました。
2人1組のペアで1セットのIchigoJamをつかいます。
2人1組のメリットとしては、
(1)キーボード操作などでわからないことを教え合える
(2)疲れたら交代できる
(3)機材のトラブルが半減する(1人1つに比べて)
具体的な実施内容はこちら
<1コマ目>LEDチカチカプログラムによるコンピューター入門
<2コマ目>川下りゲームによるプログラミング入門
IchigoJamのメリットについては福野さんがまとめてくださっています。
↑ こちらは1人1台のクラブの様子 ↑
1人1台が理想ではありますが、必要機材数とトラブルが2倍になるので現実的には厳しいと感じています。
これも2017年から鯖江市の事業としてプログラミングクラブを実施してきた経験が活きてきます。
以下、先生方からのコメント
「2コマも集中し続けることができるとは思っていなかった」
「授業の最後の方には自分から立ち上がって質問していく姿に驚いた」
(とてもやんちゃなクラスで心配だったそうです笑)
勉強嫌いの大きな原因が「何の役にたつか分からない」という理屈と現実とのギャップにあると思っています。
プログラミングの良いところは、英語の知識、算数の知識(四則演算や座標など)がゲームづくりの「道具」として必要になってくるところです。
プログラミングで創作の楽しみを経験し、その創作のために他教科を学ぶモチベーションにつながるwin-winな関係が理想です!
抽象的な学び(教科)×具体的な学び(プログラミング)で令和を担う人材を創出しましょう!
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算数「直線Aと直線Bの交点を求めよ」
プログラミング「自分のキャラが敵のキャラがぶつかったらゲームオーバー」
ワクワクする学びの方がいいですね!
Hana道場【師範】
しょういち