2019年11月04日

3年目の意地と3分間の勝負。3名の戦士が挑戦した【第3回越前がにロボコン】

2019.11.3
第3回越前がにロボコン in ショッピングシティベル
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Hana道場からは3名の小学生が出場しました!
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せっかくなので、3人の準備期間と本番の様子をまとめていきます!

Kさん(小6)
出場歴:2回目
ロボット名:イスカンダル
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彼女は去年に引き続き2回目の参加!
プログラミング能力やハード面に関する知識も十分。
小学6年生のラストイヤーということで、守りではなく攻めを選択。
安定思考でやれば、ベスト8は確実な彼女ですが、優勝のみを目標に攻めたマシンに仕上がりました。

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徳橋さん(Hana道場師範代)とも夜遅くまで毎日のように修行。
Kさんの熱意に驚くとともに、本当に電子工作とプログラミングが好きなのだと実感した準備期間。
絶対になんとかしてあげたいという気持ちになりました。
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必要なものはレーザーカッターと3Dプリンターで自作。
「ほしいものは自分でつくる」がHana道場のモットー。
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アイスの棒をレーザーカッターで穴をあけたヌンチャクアーム。
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イスカンダルは光センサー2つに超音波距離センサーを搭載。
奥の二つのアイテムをゲットすると超音波センサーで感知し、ゴールに帰ってくるプログラムが作動します。
アイテムを直接感知するセンサーをつかっていたのはKさんだけでした。
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本番中も自分でメンテナンス。

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練習では、高速かつ満点を叩き出せていたので、優勝もあるかと思っていました。
しかし、試走のしすぎと電圧の高さにより基板に不具合が起きたようです。
最後はモーターの線を手でピンソケットに捻じ込み、執念で奥の惑星ゾーンまで到達させました。
優勝のために難しい歩行型を選び、スピードを出そうとした結果でした。

初戦敗退ではありますが、あえてチャレンジをした勇気と執念
反省点はもちろん多いですが、実感することが大切です。
必ず今後の財産になるはずです。


Yくん(小5)
出場歴:初出場
ロボット名:パトリアーレ
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Yくんは初出場!
普段はパトリアーレSABAEというサッカーチームに所属しているサッカー少年です。
所属しているサッカーチームをロボットの名前にして初参戦!

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初出場かつ準備を始めたのは9月から。
時間がありませんでしたが安心できる彼の能力がありました。
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(ハロウィン風デザインのカニロボ)
彼は圧倒的な手先の器用さと丁寧さ、デザイン能力を持っていました。
Hana道場で生まれたさばえカニロボットは大人でも苦戦する難しいロボットですが、彼ならできると確信しロボコン出場を勧めました。
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ほぼミスなく完璧に作り上げた上に、最高なハロウィンデザインに仕上げてくれました。
(アイテムをゲットするマジックテープも黒。正面からはかぼちゃに見えるようなツノ。素晴らしいです)
越前がにロボコンにふさわしいカニロボットが生まれました。

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おばあちゃんや兄弟、家族総出で応援に。
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本番では、彼の丁寧さが全面に出た内容になりました。
試合は3分の間であれば、なんどでもリトライ(やりなおし)ができるルールになっています。
しかし、彼のロボットは1度もリトライせず3分をフルに使って確実に帰ってきていました。
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結果はなんとベスト8!!
しかもリトライを一回もせずにベスト8!
再現性とデザイン性の2つの観点からみて、素晴らしいロボットになりました。
来年リベンジしたいとのことですので、期待したいと思います。


Tくん(小6)
出場歴:3回目
ロボット名:サターン

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第1回目(2017年)の越前がにロボコンから出場し続けているTくん。
1回目はさばえカニロボットで出場し、2回目からはお父さんと一緒に製図し、レーザーカット、組み立てしたオリジナルロボットで出場しています。
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先日サンドームでも開催し話題にもなったテオヤンセンのビースト機構を参考に、cadで製図し自作したロボット。
さばえカニロボットの生みの親、MASAHARUくんとMISAKIくんの後継者です。
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ハード面だけでなくプログラミング能力も県内トップクラスの実力者です。
しかし、何が起こるか分からないのがロボコンの怖さです。

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なんと準々決勝(ベスト4を決める試合)で、優勝候補筆頭のPCN勝山の強豪と当たってしまいます。
相手は歩行型かつ激レアメタルを含むすべてのアイテムを回収できてしまいます。

左右対称のコースを交代して走り2回の合計点で勝負が決まります。
1試合終了時点で、13対14で負けている状態でした。
2試合目では、すべてのアイテムをゲットし且つ相手より早くゴールしてようやく同点になるという苦しすぎる展開に。

↑準々決勝2回目のレースの様子。

なんと見事に実行し、27対27の今大会最高得点同士で同点になったのです!!!!!

しかし勝負はこれから。
同点の場合はジャンケンが待っています。



ジャンケンまで互角。笑
結果は運良く勝利。
しかし、その運勝負に持って行ったのは紛れもなくTくんの実力!
準々決勝で今大会最高のスコアの戦いになりました。

そして準決勝もギリギリで勝利し、いざ決勝戦。
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相手はタイヤ型なので、歩行型のTくんはゴール時に2点多くもらえるルールになっています。
一見有利な勝負ですが結果は、、、


初戦がまさかの3分でゴールができず、4点どまり。
2戦目は同点の13点。
結果17対25で負けてしまい、準優勝となりました!
2戦目の動きが初戦でできていたら勝てていたのですが、それがロボコンです。

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準優勝おめでとう!
完全自作の歩行型での挑戦は、観客のみなさんや選手たちに強いインパクトを残せたはずです。



そして準々決勝で当たり、惜しくもじゃんけんで敗れたS君は特別賞を受賞!
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インタビューで「じゃんけんで負けた時正直どう思いましたか?」と質問されS君は即答でこう応えました。
「対戦相手のロボットの方が良いロボットだっただけのことです」
自分が苦労した分、相手の苦労と凄さを理解でき、素直に賞賛できる。
特別賞にふさわしい人格の持ち主です。
彼と対戦できて本当に良かったね。

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戦いを共にし、仲良くなっていました!
互いに刺激しあって、これからも新しいことにチャレンジしていこう!
3名共、Hana道場の誇りです。

主催の福井県情報システム工業会の皆さま、越前がにロボコン実行委員会の皆さま
福井の小学生に貴重な体験をありがとうございました。
福井の未来は明るい!そう思える大会でした。

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子どもと一緒に成長!
Hana道場【師範】
しょういち

posted by hanadojo at 12:56| Comment(0) | 日記
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