2020年11月09日

オリジナル機構で挑戦!ゴールへの執念を魅せた3名の戦い【第4回越前がにロボコン】


2020年11月8日、越前がにロボコン開催!!

越前がにの漁解禁とともに開催される越前がにロボコンも今回で4回目。

ダイジェストは福野さんがYouTubeにアップしてくださっています。




Hana道場からは3人が出場しました!

1人1人事前の準備からロボコン当日の様子をまとめて書いていきます。



■Yくん(小6:2回目)
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悠季くんは前回に引き続き2回目の参加。
長所は手先が器用さ。とにかく丁寧なロボ作りとロボ管理、そして飾り付けなどデザインも大好き。
オレンジ蟹でキラキラテープで装飾されたゴージャスな「ハロウィンカニ」に仕上がりました。

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ロボコン予選前には車検があります。25cm立方の透明な箱に入ればOK

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動きはゆっくりですが、着実にレアアイテムを拾い、卵を産み落として、自分の元へ帰ってきます。
制限時間3分以内であれば、何度もやり直せるルールですが、このロボットはスピードでは1発勝負です。
ミスが許されない緊張感で、本人だけでなくお母さんも気が気ではありません。
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左右線対称のコースをそれぞれ1回ずつ走り、ミッションのクリア数(卵を産み落としたか、レアメタルを持ち帰る)で得点が決まります。

この大会の大きなポイントが「自分の元(地球ゾーン)へ戻ってこれるか」にあります。
仮にレアメタルを拾っても地球ゾーンに戻ってこないとポイントになりません。

Yくんロボの速度が遅いので、予選1回目であと5cmほどのところでタイムアップし、得点できませんでした。
2回目はぴったり3分でゴールできましたが、1回目の減点で惜しくも決勝トーナメントには進出できませんでした。
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デザイン性は抜群なので、来年は機能性(スピード)アップを目指してリトライしよう!!


■Tくん(小6:2回目)
Tくんは2018年に小学4年生に参加し、2年ぶりの参加!
さばえカニロボット2.0が発売になり、新たに作り直しての参加になりました。
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初号機のさばえカニロボットに比べて、光センサーとモータードライバを安定するものにチェンジしました。
2年前に比べプログラミング能力もロボット作りの技術も向上し、1ヶ月で全て調整しました。
初号機のトラブルで1回目の大会では予選落ちだったので、今回はリベンジ回となりました!
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Tくんの長所は、本番に強く常にドーンと構えている強メンタルです。
本番当日もマイペースに取り組んでいました笑
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予選では、周りの大人の心配とは裏腹に、落ち着いた試合運び。
Yくんより若干スピードがあり、着実にレアメタルを回収し2回ともゴールすることができました!!

そしてなんと全体で7位になり見事<決勝トーナメント進出>を決めました拍手

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決勝トーナメントでは予選上位8位がトーナメント形式で、1対1の勝負になります。
特別フィールドに観衆が集まり、実況付きで進んでいきます。
普通ならとても緊張する場面ですがTくんは
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とても落ち着いています。
予選と明るさが違い、センサーの値も変わりますが、自分でしっかり調整していました。
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動きもまさにカニそのもの。
カニの装飾をしたロボットではなく、機構自体がカニなのがさばえカニロボットの凄さ。
実況の方々も褒めてくださいました。

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初戦で優勝者に当たってしまい、負けてしまいましたが、印象に残る試合をありがとう!
Yくん同様、スピードをアップして再挑戦しよう!

そのスピードアップに自力で挑戦したのが、最後に紹介する1人です。


■Kさん(中1:3回目)
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小学5年生から3回連続で参加しているKさん。
今回はさばえカニロボットのスピード問題に自力で挑戦しました。

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まずモーターを変えるため、カニロボットの設計のし直し。
新たなモーターが収まるようにサイズ調整と接続穴の位置調整。
アクリル板をホームセンターで買ってきて、ひたすらトライアンドエラー。

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3次元設計にも挑戦。
新しくしたモーターとカニロボのギアの接続部を3Dプリンターで作成。
オリジナル機構のため、既製品では販売していないため3D設計をして自作しました。

サイズ調整はもちろん、強度面で大変苦労しました。
モーターの回転数が上がったのと同時に、接続部分への負荷も大きく何度も破損しました。
でも心は折れず、1ヶ月かけてなんとか完成。

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両サイドのカニさんは赤色で、中央はスケルトン。
電池の置き場や卵を運ぶ用に上方向に増設。
全て自分のアイデア&デザイン。素晴らしい!!

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ただ大会前日になってもマシントラブルが多発。
軸の歪みや接続部の不定着など、オリジナル機構が故のエラーに見舞われます。

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予選1走目は、プログラムバグで惜しくも復路で帰ってこれませんでした。
マシントラブルに注力した結果、プログラムの再現度の実証が疎かでした。

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予選2走目でも復路で良からぬ方向へ。
僕自身、リトライ(やり直し)かフィニッシュ(その時点でのポイント獲得)のどちらかをすべきかと思いましたが、Kさんはじっとロボットを見つめていました。

そのゴールへの執念が叶い、地球ゾーンへ帰ることができました。
(僕が選手だったらゴールはできなかったと思います)

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残念ながら予選は5位で決勝トーナメントへ進むことはできませんでした。
(上位4名が決勝トーナメントに進出)

ただ今回ありがたいことに、予選落ちをしてしまった子を対象に「リベンジトーナメント」が開催されました。
ショックで帰る子もいますが、Kさんはリベンジすることを選びました。

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お昼休憩の間も修正をし続け、見事リベンジトーナメントで1位になることができました!!
リベンジ精神も日頃のトライアンドエラーの姿勢があってこそですね。

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越前がにロボコンHPに結果が掲載されています、赤枠がKさん)

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2日で使った電池の数が本気の証明。

ゴールとオリジナルへの執念。

結果はいつかついてくると確信しているので、これからも全力サポートします。


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今大会よりHana道場は「越前がにロボコン」を協賛させて頂いております。
ハードウェア、ソフトウェアに強い"つくれる人材"の創出の後押し!

JR鯖江駅より徒歩5分。
未成年は3Dプリンター、レーザーカッター使用無料。
オリジナルをつくりたい子どもたち、集まれ!

<第4回越前がにロボコン記事>

Hana道場【師範】
中村


posted by hanadojo at 18:27| Comment(0) | 日記
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