Hanaインターン生の清光です。
今回、杉原商店さんとコラボして、漆×和紙のセミナーを開催しました。

◎セミナーの様子(動画編集:清光)
◎杉原商店さんHP
https://www.washiya.com/index1.html
<<なぜ杉原商店さんとコラボすることになったのか?>>
実は私の大学の研究室活動にて、杉原商店さんと関わる機会がありました。
杉原商店さん独自の商品である「漆和紙(うるわし)」
こちらの商品アイデアやマーケティング方法を考案するワークショップを実施した際に、
「漆の語源の一つが『麗しい』であることから、『麗しい漆和紙』というキャッチコピーを使用したイベントを開催する」
といったアイデアが誕生。
◎漆和紙について
https://www.washiya.com/ulwashi/index.html
普段からものづくりの拠点としてイベントを実施しているHana道場との親和性も高いと思い、企画させていただいたのです。
セミナー前半は杉原商店の杉原さんによる和紙トークイベント。
越前和紙の歴史や、和紙と現代の紙との違い、これからの和紙についてなど、
和紙を知り尽くしている杉原さんだからこその面白くてためになるお話を聞かせていただきました。
和紙の人間国宝は日本中で2人しかいないらしく、しかもその1人が福井県在住。
その方が和紙を作っている様子などを視聴しました。
杉原商店さんの和紙が使われている施設を紹介。
福井県内だけでなく、全国の建物や国立競技場にまで使用されています。
実際に様々な和紙を触りながら、その違いを確かめることに。
肌触りの滑らかなものや少しざらざらしたもの。材料の種類によって異なります。
セミナー後半は、漆和紙でできたしおりに、参加者が用意した絵柄をイラストします。
Hana道場らしく、レーザーカッターを使用して漆和紙の表面に彫刻。
参加者が全員女性であったことから、待ち時間は和紙トークに華が咲きます。
出来上がった作品がこちら。
表面の漆を彫刻することで、和紙が浮き出て白くなります。
漆のみを彫ることで、普通の和紙では再現できない独自の彫刻ができます。
世界に1つだけのしおり、毎日の読書時間が楽しくなりますね。
Hana道場では初めての和紙イベント、非常に大好評でした。
企画段階から数々の意見をいただいた杉原さん、ご協力いただきありがとうございました。
これからも和紙イベント、実施していきたいですね。